MLSファミリーリンク
MLSのメンバー、ご家族、関係者などの活動やご活躍ををご紹介・応援するコーナーです。
昨年12月に公演した、英語劇ビッグ・プロダクション「サウンド・オブ・ミュージック」に、トラップ大佐一家の末娘 Gretel 役で出演された前田 礼(まえだ れい)さん。2013年生まれで、まだ若干9歳(!)の礼さんは、MLSと併行してジュエリーキッズプロモーションという事務所に所属して、ミュージカル座「野の花」や、日比谷フェスティバル・ミュージカルコンサート、呼華歌劇団「エリザベート(リトルシシィ役)」など、様々な舞台で活躍されています。
その礼さんが、この度 同じ事務所のお友だちと組んだユニット「まえだおかだ」で、ミュージカル・パフォーマーの頂上決戦と言われる「SMASH CABARET(スマッシュ・キャバレー)」の第55回大会で見事優勝し、年一回行われる「グランプリ大会」への出場権を獲得しました!
小さな体にたっぷりの可能性を秘めた、礼さんのお母さまにお話を伺いました。
礼は、小さい頃から歌うことが大好きでした。3歳からインターに通っているので、英語は普通に話せましたが、小1のときに本人が「英語でミュージカルをやりたい」と言い出しまし、そのときに私の大学の後輩が紹介してくれたのがMLSでした。
最初は、ビッグプロのディレクターのMayo先生に英語の歌をご指導いただき、その後にミニプロダクション「アラビアンナイト」に出させていただきました。そして昨年、ビッグプロの「サウンド・オブ・ミュージック」に挑戦しました。ビッグプロの舞台に立ったことがきっかけで、これまで以上に色々なミュージカルナンバーを英語で歌うことに意欲が湧き、今回の挑戦につながったと思います。
SMASH CABARET 出演は、娘の今年の目標の一つだったので、出られただけでもとても嬉しいことです。でもせっかくなら「なんとか決勝まで進んで、2曲歌えること」を絶対目標に練習を重ねてきました。
(編集部註:SMASH CABARETは、まず8組で準決勝を行い、勝ち抜けた4組で決勝を行うシステムです)
今回歌った曲は、ミュージカル“Matilda”より “Naughty”と“When I Grow Up”ですが、娘はこのような長い曲を英語で歌うのは初めての挑戦でした。
”Naughty”は符割も音程も歌詞もとても難しかったので、一時間の練習で4小節しか進めない日もあり、8週かけてようやく全部歌えるようになりました! そして、英語歌唱だけではなく、ダンスやステージング、マイクさばきの稽古も頑張りました。
しかし、SMASH CABARET本番では、他の大人の出演者が上手な方ばかりでしたので、決勝に進めるか本当にハラハラして見ておりました。最後、まさかの優勝で、正直ものすごくビックリしました。
これから、さらに英語も歌もブラッシュアップして、いろんな曲にチャレンジしていきたいと思っています。一度コロナで挑戦を断念した、イギリスのABRSMという音楽のグレードテストにも再挑戦したいし、もちろん9月のグランプリ大会も頑張ります!!
「まえだおかだ」以外の挑戦者は、当然みな大人です。またSMASH CABARETは、外国人や、すでに数々の舞台で活躍されている方も出演される、とてもレベルの高い大会です。その中で、客席およびオンライン視聴の「オーディエンスが勝者を決める」大会での優勝は、とても価値のあることだと思います。
まだまだこれから「伸びしろ」がいっぱいの礼さん。きっと近い将来に、世界に羽ばたくパフォーマーとなることでしょう! MLSでは、これからも礼さんのご活躍を応援してまいります!!
第55回 SMASH CABARET 決勝で歌うまえだおかだ
「SMASH CABARET」公式HPはこちら